過多月経(かたげっけい)
正常な月経の血量には具体的な決まりは無いのですが、月経周期は正常でも月経の血液量が通常よりも多い、または量の多い出血が8日以上出血が続くものを過多月経といいます。
原因
黄体ホルモンの分泌が不十分、初期の流産による出血、子宮筋腫、子宮内膜症、無排卵性月経、子宮内膜炎、子宮内膜増殖症などの病気、血小板減少症、全身性の疾患などがあります。
症状
1時間に一度ナプキンを変えなければならないほどの出血量、レバーみたいな血液の固まりが出る、日常生活に支障が出るなどがあります。
また、月経痛がひどい、貧血になったり、顔が青白くなる、息が苦しいなどの症状が現れることもあります。
治療
病気が原因の場合はその治療、ホルモン療法、貧血の場合は増血剤、止血薬などが用いられることもあります。
過多月経による貧血
過多月経による貧血は、鉄欠乏性貧血と言って、出血量が多いことによります。
めまいや息切れなどの症状を伴うこともあります。
問題は、貧血の度合いが少しずつ進行するので、貧血の状態に体が慣れてしまい、自分が貧血であると言うことを自覚しにくい点にあります。
貧血の状態が続くと血液中の酸素が不足して、心臓や肺に負担がかかったり、重症になると心肥大を引き起こすこともありますので注意が必要です。
月経の出血量や期間と共に、貧血を疑う症状があれば、そのまま放置せず婦人科を
受診しましょう。