血栓性静脈炎
静脈壁に炎症などがおこり、血栓ができて静脈の内側をふさいでしまう病気を血栓性静脈炎といいます。
全身の静脈にもみられますが、特に下肢によく起こります。
男性よりも女性が発症する場合が多く、40代後半から50代に起きやすいと言われてい
ます。
皮膚の近くにある静脈におこるものは血栓性静脈炎と言い、注射の繰り返しなどで起こります。症状は、静脈に沿って皮膚が赤くなる、しこりです。痛みや発熱を伴なうこともあります。この場合、自然に痛みや腫れは治るので治療はいりません。
深部の静脈に起こった静脈炎は深部静脈血栓症と言って、重症化しやすく、歩いたときの痛み、圧迫感、下肢の腫脹などが現れます。血栓が灰を詰まらせてしまうと、肺塞栓(エコノミー症候群)をおこすこともあります。
治療
深部静脈血栓症治療は、致命的な肺梗塞の予防です。抗凝固薬、血栓溶解薬などの
薬物療法、血栓を取り除く手術などが行われます。
また、下肢の腫脹、疼痛などの症状の軽減、これらの症状が軽減するまでの安静、
後遺症の予防となります。
予防
血栓性静脈炎を予防するためには、長時間同じ姿勢で座り続けない、屈伸運動や足のマッサージで静脈の流れを良くする、肥満の防止などです。
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