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バセドウ病の手術療法



バセドウ病の手術による治療について解説していきます。



通常、バセドウ病の治療は薬物による治療から始められることが多いですが、薬物による治療で効果がない場合、抗甲状腺薬に対する重篤な副作用がある場合、発病から1年以上たっているとき、症状が重いとき、甲状腺が非常に大きく腫れている場合など、手術療法やアイソトープ治療が選択されます。(アイソトープ治療については当サイトアイソトープ治療とは?で解説しています)

ここでは、手術によるバセドウ病の治療を受けるときの注意点、メリットやデメリットなどを書いていきたいと思います。


手術療法は、大きくなってしまった甲状腺ホルモン産生組織の一部を残して切除し、自己抗体(TSHレセプター抗体、TRAb)から刺激を受けても、過剰な甲状腺ホルモンが出ないようにすることを目的として行われます。


手術によるデメリット

甲状腺ホルモンの分泌が抑えられるようになるため、抗甲状腺薬を飲まなくてもいい状態になりますが、将来的に甲状腺機能低下症になる可能性が高いことです。また再発することもあります。

機能低下になった場合、甲状腺ホルモンを補うために甲状腺ホルモン剤を飲み続けなければいけません。

そのほかには、手術瘢痕が残る、 2週間以内の入院が必要、反回神経麻痺、 副甲状腺機能低下症などになることがあります。



手術によるメリット

甲状腺機能低下症になった場合でも、その治療に使われる甲状腺ホルモン剤は、抗甲状腺薬のような副作用は全くありません。抗甲状腺薬による治療のように、1〜3ヶ月に一度の検査ではなく、年に1〜2回になりとても楽になります。

また、手術療法は最も早く効果がでること、高い確率でバセドウ病が治ることなどがあげられます。


手術療法を受けるときの注意点は、バセドウ病に精通した甲状腺外科(内分泌外科医)の経験がたくさんある医師にお願いすることです。

当サイトのバセドウ病の病院・専門医も参考にしていただければと思います。








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