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アイソトープ治療とは?
ここではバセドウ病の治療法の一つである、
アイソトープ治療について書いていきます。
バセドウ病の治療は、薬物療法、手術療法、アイソトープ治療(放射性ヨード)の三つがありますが、その中からあなたに一番合った方法が決められます。
(薬物療法、手術療法に行いては当サイトバセドウ病の治療法、バセドウ病の手術療法のページを参照してください)
このページはアイソトープ治療のメリット、デメリット、注意点などを書いていきたいと思います。
アイソトープ治療とは、簡単に言うと放射性ヨードを服用し治療する方法です。
ヨードとは人間にとってとても大切な栄養素の一つで、食物などに含まれるヨードを甲状腺が取り入れて、そのヨードを原料とし甲状腺ホルモンが作られています。
その性質を利用して、放射線を放出するヨードを甲状腺に取り込み、甲状腺の組織を破壊し、甲状腺ホルモンを産生させる力を弱めて正常以下に落とすことを目的としたのがアイソトープです。
アイソトープ治療のメリット
実際の治療は、放射性ヨードを含んだカプセルを飲むだけと、
とても簡単です。一度飲んだだけで効果が出る方もいます。
海外では50年以上にわたって多くの人がアイソトープ治療を
行っていて、きわめて安全であることが証明されています。
髪の毛が抜ける、癌などの放射線特有の副作用の心配は
ありません。
カプセルを飲む量が少なければ外来で治療を受けることが
できます。(多意場合は入院)
アイソトープ治療のデメリット
将来的に甲状腺機能低下症になる確率が高くなります。
そうなった場合、甲状腺ホルモン剤で補なう治療が必要に
なりますが、甲状腺ホルモン剤には副作用が全くなく、
検査も年に1〜2回ととても楽で、3月分まとめて処方して
もらうこともできます。
効果が出るまでに数ヶ月かかります。
また、バセドウ病の症状が非常に強い人の場合、治療後に
一時的にバセドウ病の症状が悪化することがあります。
その場合、治療効果が出てくるまで抗甲状腺薬などを服用
します。
日本ではアイソトープ治療を行っている病院が少ないので、
治療を受ける場所が限られてしまいます。
アイソトープを受けるときの注意点
放射性ヨードのカプセルを内服する1〜2週間前から、ヨードを
含む食べ物を控えて、からだの中に入るヨードを制限しておく
必要があります。
・のり/ひじき/昆布/わかめ/寒天/海草で作られた食品など。
・ヨードを多く含むうがい薬/ヨード造影剤なども控えます。
放射線を使用するため、妊娠中の方、授乳中の方は
アイソトープ治療を受けることはできません。
また、アイソトープ治療を受けた後は、1年間妊娠は
できません。1年を過ぎて入れば、赤ちゃんへの影響
などはありません。
バセドウ病眼症の症状ある方は、増悪する可能性が
あるので、アイソトープ治療は受けられません。
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