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甲状腺の場所はどこ?
このページでは、甲状腺の場所をご説明したいと思います。
甲状腺は、のどの付け根(のどぼとけの下の辺り)にある器官で、
蝶が羽を広げたような形で気管の前にあります。
下記の写真を見てください。
赤い丸で囲ってある場所です。
人間が生きていく上で、とても大切な役割をしている割には案外目立たないし、小さかったりします。私も自分がバセドウ病になるまで、甲状腺の存在を意識したことはほとんどありませんでした。
大きさは、左右に広がる形で縦4cm、厚さ1cm、重さは15〜20g程度です。
形のイメージは、蝶が羽根を広げている感じで、その役割は食べ物などに含まれるヨードを取り入れ、甲状腺ホルモンを作り分泌する内分泌器官です。
上の写真の丸で囲った所を触ってみてください。 この場所は正常な場合はやわらかく、外から触っても「どこ?」と言った感じで、わからないことがほとんどです。
ですが、この場所が腫れていて触ってわかる場合や、鏡に横から映したときに明らかに甲状腺の腫れがわかるなどは、バセドウ病などの病気の疑いがあります。
バセドウ病による腫れは、ほとんどは左右同じように腫れています。この左右の腫れが対称でない場合は甲状腺の腫瘍による可能性があります。
私も左右の腫れが対称でなかったため、念のため腫瘍の検査もしました。
この場所の腫れは、他にも様々な病気の種類があります。
■甲状腺のいろいろな病気
バセドウ病:甲状腺ホルモンの分泌が過剰なために起こるものです。
当サイトで詳しく解説しています。
甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンの分泌が低下したために起こります。
亜急性甲状腺炎:急性の炎症のために甲状腺が腫れて痛む病気です。
無痛性甲状腺炎:甲状腺がのなかに蓄えられていた甲状腺ホルモンが血液の中にもれ、一時的に甲状腺機能が亢進してしまうものです。
痛みはありません。
妊娠時一過性甲状腺機能亢進症:妊娠初期の時期に多く分泌されるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が、甲状腺を刺激することにより起こります。
甲状腺がん:甲状腺にできた悪性腫瘍です。女性に多く起こります。
慢性甲状腺炎(橋本病):甲状腺が硬く大きく腫れます。
結節性甲状腺腫:甲状腺に腺腫や嚢腫などのこぶができるものです。
単純性甲状腺腫:機能自体に異常がないのに甲状腺が腫れるものです。
その他、稀ですが、機能性甲状腺結節、異所性甲状腺腫、甲状腺クリーゼ、甲状舌管嚢胞(正中頸嚢胞)、急性甲状腺炎などがあります。
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